2005 年
7 月
26 日
カテゴリ:活動報告
介護保険制度の改正は誰のため?
〜その2〜
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NPO法人MOMO理事長 又木京子
もうひとつ、最近脚光を浴びている小規模多機能施設の問題点もお知らせします。 介護保険制度が優れていることのひとつは、利用者(家族)がサービスを選択できることです。もうひとつは民間事業者の自由参入です。この2つは、質が悪ければ利用が減るため、事業所サービスの質の向上に役立ってきました。競争原理が働くのです。
しかし、小規模多機能施設は、1施設に30人くらいが登録してサービスを受けますが、登録すれば、利用者はこの施設内のサービスを使わねばなりません。ケアマネも含め、一つ一つのサービスの選択肢はなくなります。しかも、小規模多機能施設の設置は自治体の許可制です。民間の自由参入ではありません。 民間が参入しないことで、社会福祉協議会や、たった一つの特養独占にならざるを得ないような人口密度の少ない地域でならまだしも、東京・神奈川のような民間事業者の多い地域で、自治体が導入に夢中なのは解せません。 介護保険制度ももっと分権しないと、国は相変わらず机上の論理で制度つくりを進めます。
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