2005 年
7 月
25 日
カテゴリ:活動報告
介護保険制度の改正はだれのため?
〜その1〜
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NPO法人MOMO理事長 又木京子
郵政民営化へのこだわりに終始している国会で、介護保険改正がスーッと通過しています。 何を目指した改正なのか私には見えません。 しかし、施設入居が増えてきたことと、介護度の軽い人たちのサービス利用があふれてきたことを抑えたいということだけがはっきりしています。 さらに、介護現場からの声ではないことだけが不思議です。
まず、現場知らずの包括支援センター。今回の改正で、包括支援センターが設置されます。今までケアマネが立てていたケアプランのうち、要支援と介護度1の認知症以外の人は、この包括支援センターの保健師がプランを立てます。 保健師は少ないので、看護師でもよいことになっていますが、そのほか社会福祉士とリーダーケアマネが必置になります。 社会福祉士も少ないのですが、リーダーケアマネはもっと少ないと思います。みなさんの自治体で何人くらいいるのかご存知でしょうか。
ちなみに厚木市には4人、そのうち市役所に2人ですから、包括支援センターを設置する民間施設(社会福祉法人)には2人しかいません。 リーダーケアマネは、自治体の推薦で県が研修します。自治体は主に、役所の職員を推薦してきた経過もありそうです。ところが、今年県はリーダーケアマネの研修はしないそうです。結局、包括支援センターは、ほとんど設置できず、要支援・介護度1のケアプランは、現在のケアマネ事業所に下請けせざるを得ません。 これはいったい、何のため、誰のための改正なの?
ーー続く
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