2005 年
9 月
21 日
カテゴリ:活動報告
新しい生活の場で、人々とふれあう
〜特定非営利活動法人MOMO理事長 又木京子〜
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「年を取っても住み慣れた地域で暮らす」は、とても大切です。家族とともに長い間かけて育てた近隣の人々との人間関係でたすけあいながら暮らす生活は、何にも変えがたい人生の財産です。しかし、一人暮らしやお年寄りだけの暮らしが不可能になり子どもが生活する住み慣れない土地に転居して暮らさざるを得ないとき、また、体が不自由になって外出が困難ゆえに近隣との付き合いが自然に薄くなってしまうとき、年をとったからこそ夫婦でたすけあって暮らしたいと思ったのに介護度のあるなしで同じ施設に入れないとき、長年培った家族や近隣の人々との付き合いは、泡と消えてしまいます。
そんな中で、私たち特定非営利活動法人MOMOは、「自分らしく暮らす」をテーマにして福祉施設をつくってきました。 施設を選ぶことは最善の方法ではないかもしれませんが、新しい人間関係、それもたすけあう関係で暮らせたらいいなと思ってきました。 たとえば、市ヶ尾ポポロは、認可保育園の2階に高齢者のグループホームを作りました。子どもの声が聞こえるだけではありません。認知症のグループホームの入居者は、しょっちゅう保育園のお客様になってボランティアをしています。逆に保育園から子どもたちが2階のグループホームの階段を上がって、お年寄りのおひざを借りたりしています。「うちのおじいちゃん・おばあちゃん、うちの孫たち」のようにいったり来たりします。 今まで住み慣れてきた自宅より居心地が良いとはいえないでしょうが、お友達の数や毎日出会う人の数、話をする機会、特に子どもとの数は断然今のほうが多いはずです。
戸室のサービスハウスポポロの近くには、同じグループの認可保育園「ViVI」があり、時々散歩の行き帰りに子供たちが「ポポロ」に立ち寄っています。 ポポロ中山では入居者の方が個々人で近隣の老人会に加入し、イベントに参加し楽しんでいます。 ポポロ本厚木は介護度と関係なくご夫婦同室が可能です。 私たちは、「自分らしく暮らす」を可能にするために、これからも努力していきます。
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